【国譲り・天孫降臨の神々】 | ドルフィンボルテックス

5月28日29日 出雲で出展

Blog

2020/06/02 20:51


タケミカヅチは高天原最強の武神。柔道や剣道などの武道館では、このタケミカヅチが祀られることが多く鹿島神宮と香取神宮の神様が祀られる。鹿島神宮のご祭神はタケミカヅチ。香取神宮のご祭神はタケミカヅチの剣である経津主神(ふつぬしのかみ)である。この二柱を同時に祀る武道館はなかなか分かっている。さて、このタケミカヅチ。国譲りの際、使者として派遣された神様。武神と呼ばれるタケミカヅチ。武力を行使したかと思えばそうではなかった。武力を使わず交渉したのである。さぁ、ここで日本独自の哲学、武士道がこの物語の中で描かれている。



コトシロヌシは三嶋大社、十日恵比寿神社のご祭神。オオクニヌシの長男である。コトシロヌシの絵を見て分かる様に恵比寿様と同一化された神。恵比寿大黒と言うように恵比寿様と大黒様はセットで呼ばれることが多く、この大黒様は父親のオオクニヌシである。コトシロヌシは人望が厚く、神々に信頼されていた。国譲りの際、オオクニヌシに代わり国譲りを決断。その責任を取って王子であるコトシロヌシは国を去った。その後、伊豆の地を開拓し神武天皇から4代に渡りコトシロヌシの娘たちが妃となり、血縁になっている。コトシロヌシは宮中の八神の一柱に数えられる。



タケミナカタは、諏訪大社のご祭神であり、オオクニヌシの子。タケミナカタの「ミナカタ」は「水潟」に通ずるとされ、水神である竜神や蛇神の姿で描かれている。アマテラスの命を受けたタケミカヅチが、オオクニヌシに国を譲るよう迫る。この時に抵抗したのがタケミナカタ。タケミナカタはタケミカヅチと力くらべをした。これが相撲の発祥だと言われている。この時の軍配はタケミカヅチにあがる。しかしタケミカヅチは剣を抜くほど力は均衡していた。つまり横綱と大関の戦いと言ったところだったろうか。タケミナカタは諏訪湖に押し切られ、軍神として諏訪大社に祀られる。



ニニギは、天照の孫であり天孫降臨の神。天照の孫が降臨したから、天孫降臨と言う。高千穂神社、霧島神宮のご祭神。奥さんはコノハナサクヤヒメ。二人の間から生まれたのが山幸彦。この山幸彦の孫が神武天皇である。この天孫降臨の際、天照から渡されたのが三種の神器。そして告げられたのが三大神勅である。さらに、この稲を育てる事で国を豊かにしなさいと稲を渡される。この稲を育て民に行き渡ったのを見届けると天照と共に新米を頂く。これが11月23日に行われる新嘗祭である。126代欠かさず行っている。



サルタヒコは猿田彦神社・椿大社のご祭神。ニニギが天孫降臨の時、道に迷った際、ある神様が現れる。その時アマテラスは、あなたは物怖じしないから名前を聞いて来なさいとアメノウズメに言った。私はサルタヒコ、道案内をするために現れたのだ。このサルタヒコは「鼻長七咫、背丈七尺」という記述から、天狗の原形ともいわれている。サルタヒコは彼らを無事送り届けると、故郷である伊勢の地へ帰って行った。そして、伊勢に戻り開拓に取り掛かる。のちに、アマテラスを祀る地として探していた際、献上したのが現在の伊勢神宮である。



世界で一番簡単な古事記 プチ神格講座  ④国譲り編


世界で一番簡単な古事記 プチ神格講座  ⑤天孫降臨編