2020/06/02 21:09
コノハナサクヤヒメは富士山の御神体であり、浅間大社のご祭神。また、桜の語源はサクヤから来ていると言われる。ニニギノミコトが天孫降臨し、一目惚れした美しい女神。 二人が結ばれると姉であるイワナガヒメも付いて来た。しかし、その容姿は大変醜かったため、ニニギは父の元へ返してしまう。父は怒り、ニニギに呪いを吐き掛ける。コノハナサクヤヒメは美しいが命は短命。だから岩の様に長い命を持つイワナガヒメをつけた。しかし返されたとあればその命に限りがある。この時に人の寿命が出来たと言われている
イワナガヒメと言えば絶世の美女、コノハナサクヤヒメの姉でニニギノミコトに一緒に嫁がせた女神。しかし、その容姿は醜く、1人帰される。コノハナサクヤヒメは桜の様に華やかだが、その命は短命で限りある。イワナガヒメの容姿は醜いが、その命は岩のように長く栄える。ニニギノミコトは容姿だけに気を取られ、イワナガヒメの内に秘める本質の美しさを見抜くことは出来なかった。その事で私達の命は限りあるものになり、人類の寿命が出来たと言われている。繁栄がコノハナサクヤヒメなら、平和はイワナガヒメである
カムヤマトイワレヒコノミコト、初代天皇・神武天皇である。九州日向(宮崎県)で三男、または四男として生まれた。 生まれながらに明達(道理をわきまえていて、聡明であること)十五歳で皇太子となり、四十五歳で兄たちを連れ東征へと向かった。その後、大和国を平定し紀元前660年2月11日に即位し、初代神武天皇となった。この日が建国記念の日となっている。神武天皇が52歳の時であった。即位した際「天下を一家と考え、自分が正しいことを行ってその心を広めたい」と述べている。これが神武の誓い、八紘一宇である。
タケイワタツは阿蘇山を制する神様。日本一のカルデラの神。阿蘇神社のご祭神。国作りを命じられたのが初代神武天皇の孫であるタケイワタツである。このタケイワタツはカルデラに溜まっていた湖をなくして田畑を作ろうと考え、蹴破った。その水が流れ、見事に田畑を開拓した。平成の地震で熊本県内に大きな被害を及ぼした。さらに、重要文化財で日本三大楼門のひとつである楼門と拝殿も倒壊した。しかし、阿蘇山の噴火を鎮める為に阿蘇神社のご祭神であるタケイワタツがその荷を背負って噴火を制したのではないのだろうかと言われている